Antialiasing(アンチエリアシング)test02

使用ソフト:Lightwave v9.3.1

再度アンチエイリアスのテストです。自己発光サーフェイスがあるとアンチエイリアスが上手くいかない場合があるようです。Luminosityを50〜1000の間で段階的に確認してみました。

使用したシーン使用したシーン
自己発光しているサーフェイスの境と、その前面にあるオブジェクトのアンチエイリアスのかかり方を確認します。

アンチエイリアス無しアンチエイリアス無し
(AA:none)

まずは、パースペクティブカメラで、確認してみました。

パースペクティブカメラ アンチエイリアス 12 ブルーノイズLuminosity100以上は、ほとんどアンチがかかってない状態、そしてノイジーです。
(AA:Classic 12 BlueNoise time:20.7s)

パースペクティブカメラ アンチエイリアス 12 フィックスBlueNoiseよりFixedの方がキレイにアンチがかかってますが、Luminosity300以上でほとんどアンチがかからなくなります。
(AA:Classic 12 Fixed time:19.6s)

パースペクティブカメラ アンチエイリアス 12 クラシックClassicはFixedに劣るようです。
(AA:Classic 12 Classic time:19.4s)

パースペクティブカメラ アンチエイリアス 24 フィックスこの中ではFixedがキレイだったので、アンチエイリアスを24にしてみましたが、効果に違いが見られませんでした。
(AA:Classic 24 Fixed time:38.7s)

パースペクティブカメラだとLuminosity1000以上は全くアンチエイリアスがかからないようです。
つづいて、クラシックカメラで確認してみました。

クラシックカメラ PLD12 クラシック全ての光量でアンチエイリアスがかかっています。
(AA:PLD12 Classic time:25.2s)

クラシックカメラ PLD12 ガウスGaussianはボケますが、全ての光量で良好な結果が出ているように見えます。
(AA:PDL12 Gaussian time:24s)

クラシックカメラ PLD12 ミッチェルMitchellはガウスよりもボケないのですが、Luminosity1000で変な線が出てしまいました。
(AA:PLD12 Mitchell time:25s)

クラシックカメラ PLD12 ランチョスLanczosは思いっきり変な線が出てしまいました。
(AA:PLD12 Lanczos time:25.1s)

目標としてはこれくらい。

クラシックカメラ PLD12 ガウス1280×960 PLD12 GaussianでレンダリングしたものをPhotoshopで縮小した画像。
(AA:PLD12 Gaussian time:1m45s)

クラシックカメラを使ったPLDの方がキレイでしたが、パースペクティブカメラのアンチエイリアスは、自己発光サーフェイスに関連する部分以外はキレイにかかっているので、シーンによっては速くてきれいになるかもしれません。

OpenDNS

無料で公開されているDNS(OpenDNS | Providing A Safer And Faster Internet)。使用中のDNSに問題があったり不満がある場合の代替手段として使えます。プロバイダによってはこのDNSを設定することで、ページの表示が速くなるかもしれない。
DNSの設定を 208.67.222.222, 208.67.220.220 に変えるだけ。

OpenDNSの設定の仕方はかなり親切で、WindowsからMac、Wiiまであります。

Glass(グラス)test01

使用ソフト:Lightwave v9.3.1 + FPrime Version 3.2(Worlry Labs) + G2(Worlry Labs)

9.3から実装された、ヴォリュームスタッキングによりLightWaveの屈折表現が変わったので、テストしてみました。

LW「引用:片面だけ(非両面)のサーフェイスは固体の塊、いわゆる” 内側に空気がない” 状態の物質として扱われるようになりました。」
と言うことなので、片面サーフェスをそのままレンダリングすることでグラスがすぐに出来ます。
(time:1m57s)

LW OLD従来通りサーフェスを裏返して2重にする方法でレンダリングしてみました。
レンダリング時間はかなりかかりますが、従来の方法でも問題なくレンダリングできるようです。(time:10m31s)

node Dielectricマテリアルシェーダ「Dielectric」でレンダリングしてみました。
(time:4m24s)

FPrime1番上のものを、FPrimeでそのままレンダリングすると変な感じになります。
FPrime(time:41s)

FPrime OLDそこで、サーフェスを2重にする従来の方式でやってみました。
FPrime + G2(time:1m23s)

FPrime G2G2を使ってやってみました。
FPrime + G2(time:1m10s)

FPrime G2さらに、G2でフレネル効果をつけて再レンダリング。
レンダリング速度はかなり速いです。
FPrime + G2(time:58s)

Antialiasing(アンチエリアシング)test01

使用ソフト:Lightwave v9.3.1

アンチエイリアスに不満があったので、いろいろ試してみました。

アンチエイリアス無しアンチエイリアス無し
(AA:none time:1m20s)

アンチエイリアス クラッシック 12ライトの部分のアンチエイリアスがほとんどかかってません。
(AA:Classic 12 time:1m43s)

アンチエイリアス クラッシック 48アンチエイリアスを12から48に変更しましたが、レンダリング時間の割に、ほとんど変化はありませんでした。
(AA:Classic 48 time:2m48s)

アンチエイリアス ミッチェル 12ミッチェルに変更してみましたが、やはり全体的にボケてしまいました。
(AA:Mitchell 12 time:1m43s)

アンチエイリアス ランチョス 12さらに、ランチョスにしてみましたが、変な黒いラインが出てしまいました。
(AA:Lanczos 12 time:1m42s)

アンチエイリアス クラッシック 12 ブルームイメージフィルターで、ブルームかけてごまかしてみました。
(AA:Classic 12 time:1m38s)

アンチエイリアス PLD 5クラシックカメラにし、PLD(Pixel Lattice Deformation:ピクセルラティス変形)をかけてみました。こちらの方がキレイで速いです。
(AA:PLDクラシック 5 time:1m17s)

アンチエイリアス PDL 5PLDが速くてキレイだったので、Gl test02をレンダリングしてみました。質と時間を考えるとPDLがベストかもしれません。(AA:PDLクラシック 12 time:10m23s)

9.2でアンチエイリアスの改良が行われ質が良くなったはずですが、場合によってはまだまだ使えるような状態ではないようです。9.5が正式に出てからもう一度試したいと思います。

GlobaIllumination(グローバルイルミネーション)test02

LightWave9.2からファイナルギャザーが使えるようになったので、テストを再度やってみました。

使用ソフト:Lightwave v9.3.1

Lightwaveのバージョンアップによりレンダリング中に%表示がつくようになり、レンダー状態を表示するパネルは以前に比べて見やすくなりました。

LW モンテカルロ アンチエイリアス12まずはモンテカルロを使ってレンダリングしてみました。アンチエイリアスがちょっと汚いです。(補間有り AA:Classic 12 time:45m12s)

LW ファイナルギャザー アンチエイリアス12続いて9.2から使えるようになったファイナルギャザーです。圧倒的に速いです。こちらもアンチエイリアスが汚いです。(補間有り AA:Classic 12 time:10m12s)

LW ファイナルギャザー アンチエイリアス12(ミッチェル)そこでアンチエイリアスをミッチェルにしてやってみましたが、全体的にボケてしまいました。(補間有り AA:Mitchell 12 time:10m24s)

LW ファイナルギャザー アンチエイリアス24(クラッシック)クラッシックに戻しアンチエイリアスを24かけることにしました。それでもギリギリ許せる範囲です。(補間有り AA:Classic 24 time:12m22s)

追加

LW ファイナルギャザー アンチエイリアス12(クラッシック)試しに補間無してレンダリングすると3時間ほどかかりました。それでもかなり速いです。(AA:Classic 12 time:3h36m)

FPrimeFPrimeで4時間ほどレンダリングしてみましたが、4時間ではノイズが取れませんでした。(4h14m)

モンテカルロに比べ、ファイナルギャザーは相当速いです。シーンによっては、FPrime(モンテカルロ)よりも速くキレイにレンダリングできるようです。しかし、今回は別の問題としてアンチエイリアスに課題が出てきました。

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