Codaの、Developerサイトがありました(Coda Developer Zone)。
基本機能の分かりやすいビデオチュートリアルと、チップス、ユーザーコミュニティー「coda-users(Google グループ)」等があります。coda-usersではスタッフも積極的に参加しているようなので、英語できる人は要望を書いてみるのも良いかもしれません。
年別アーカイブ: 2008年
Coda Clips
Panic Inc(パニック・ジャパン)から、発売されているコーディング用アプリケーション「Coda」の、Clips集サイトがありました(Coda Clips)。
クリップウインドウとは、よく使う文字列を素早く呼び出すことができる便利な機能です
Dreamweaverで言うところのスニペットだと思います。
Clipsを作る際の参考になるんじゃないでしょうか。
コンテナボックス内のフロートクリアについて5(MacIE除外版)
確認済みブラウザ
5.5/6.0/7.0/8.0 1.5/2.0/3.0 3.1 9.0 7.1
MacIEに対応しなくても良いケースが増えてきたので、対応ブラウザから外しました。
新たなハックとして!importantハックを入れています。
!importantハックとは、IE6以下のブラウザでセレクタ内に!importantがあっても、その後の値を読み込んでしまうと言うバグを利用したものです。
This hack is old. Please use the latest edition.
このハックは、古いです。最新版を使ってください。
Rendering(レンダリング)test01
使用ソフト:Lightwave v9.3.1
Lightwave v9からレンダリングに使用するカメラの種類が増えました。そこでカメラの違いによるレンダリングの結果の違いを確認したいと思います。確認するのはクラシックカメラとパースペクティブカメラの違いです。
マニュアルではクラシックカメラに比べ、パースペクティブカメラは複雑なシーンで高速になると言うことですが…。
一部にUB版のレンダリング時間を追加しました。(2008年5月19日)
まずは、クラシックカメラです。
PLD 4-Passでレンダリングしました。真ん中の拡大画像を見るとアンチエイリアス品質があまり良くないです。背景や影もノイジー。
(AA:PLD 4 time:3m27s)
PLDを9にしてレンダリングしました。4より階調が滑らかになりました。まだ、背景や影の部分はノイジーです。
(AA:PLD 9 time:7m17s / UB:6m23s)
背景のノイズを取るためにNoise ReductionをONにしました。影や背景が滑らかになりました。
(AA:PLD 9 NR time:7m58s)
レンダリング時間短縮のため、Adaptive SamplingをONにしました。6分ほど短縮することが出来ました。
しかし、輪郭にはアンチエイリアスがかかるものの、背景やオブジェクトはノイジーなままです。
(AA:PLD 9 AS:0.1 time:2m)
そこで、Noise ReductionをONにしたままAdaptive SamplingをONにしました。
時間はそのままでノイズを取ることが出来ました。
(AA:PLD 9 AS:0.1 NR time:2m / UB:1m46s)
つづいて、パースペクティブカメラを見てみます。
時間も品質もクラシックカメラとほぼ同じです。
(AA:Classic 9 Fixed time:7m24s / UB:6m29s)
Noise ReductionをONにしました。パースペクティブカメラのNoise Reductionは全てのレンダリングが終わった後かかるようです。一番上の拡大画像を見ると、アンチエイリアスがおかしくなっているのが分かると思います。
(AA:Classic 9 Fixed time:7m45s)
レンダリング時間短縮を期待してAdaptive SamplingをONにしましたが、逆に時間がかかってしまいました。
(AA:Classic 9 Fixed AS:0.1 time:8m36s)
Noise ReductionをON、Adaptive SamplingをONにしてみました。
時間がかかる品質も良くないと言う結果になってしまいました。
(AA:Classic 9 Fixed AS:0.1 NR time:9m1s / UB:7m49s)
パースペクティブカメラは、Adaptive Samplingをアンチエイリアスされた画像の後にかけているようで、逆に時間がかかる結果になりました。
さらに、Noise Reductionを一番最後にかけるため、どうしてもアンチエイリアスがおかしくなるようです。
レンダリングプロセスは、アンチエイリアスの品質に応じたレンダリング→Adaptive Sampling→Noise Reductionの順に進みます。
静止画においては、画質・レンダリング時間共に、クラシックカメラの方に分があると言った感じです。
テスト環境にUB版をインストールしテストをしてみました。品質はそのままレンダリング時間は短縮されるようです、場合によっては1分以上レンダリング時間を短縮することが出来ました。
ただし、今のところプラグインが全滅なためUB版への移行は難しそうです。
※テスト環境なのでLightwave以外の余計なものが入っていない状態です。CPUはPPC。
Antialiasing(アンチエリアシング)test02
使用ソフト:Lightwave v9.3.1
再度アンチエイリアスのテストです。自己発光サーフェイスがあるとアンチエイリアスが上手くいかない場合があるようです。Luminosityを50〜1000の間で段階的に確認してみました。
使用したシーン
自己発光しているサーフェイスの境と、その前面にあるオブジェクトのアンチエイリアスのかかり方を確認します。
まずは、パースペクティブカメラで、確認してみました。
Luminosity100以上は、ほとんどアンチがかかってない状態、そしてノイジーです。
(AA:Classic 12 BlueNoise time:20.7s)
BlueNoiseよりFixedの方がキレイにアンチがかかってますが、Luminosity300以上でほとんどアンチがかからなくなります。
(AA:Classic 12 Fixed time:19.6s)
ClassicはFixedに劣るようです。
(AA:Classic 12 Classic time:19.4s)
この中ではFixedがキレイだったので、アンチエイリアスを24にしてみましたが、効果に違いが見られませんでした。
(AA:Classic 24 Fixed time:38.7s)
パースペクティブカメラだとLuminosity1000以上は全くアンチエイリアスがかからないようです。
つづいて、クラシックカメラで確認してみました。
全ての光量でアンチエイリアスがかかっています。
(AA:PLD12 Classic time:25.2s)
Gaussianはボケますが、全ての光量で良好な結果が出ているように見えます。
(AA:PDL12 Gaussian time:24s)
Mitchellはガウスよりもボケないのですが、Luminosity1000で変な線が出てしまいました。
(AA:PLD12 Mitchell time:25s)
Lanczosは思いっきり変な線が出てしまいました。
(AA:PLD12 Lanczos time:25.1s)
目標としてはこれくらい。
1280×960 PLD12 GaussianでレンダリングしたものをPhotoshopで縮小した画像。
(AA:PLD12 Gaussian time:1m45s)
クラシックカメラを使ったPLDの方がキレイでしたが、パースペクティブカメラのアンチエイリアスは、自己発光サーフェイスに関連する部分以外はキレイにかかっているので、シーンによっては速くてきれいになるかもしれません。